虎から全国の高校球児へのプレゼント
阪神と阪神甲子園球場が8日、日本高野連に加盟する野球部の3年生全部員を対象に、「甲子園の土」キーホルダーを贈ることを発表しました。
経過
今年は新型コロナウイルスの影響で、夏の甲子園も中止となりました。
阪神タイガースの矢野燿大監督(51)、コーチ、選手は、「高校球児のために何かできることはないか」と考えていました。「甲子園の土」キーホルダー、素晴らしいプレゼントです。キーホルダーに入っている甲子園の土の一部は、矢野監督、コーチ、選手と、阪神甲子園球場、阪神園芸、球団職員らの皆さんが直接グラウンドで集めるとのことです。
矢野監督のコメント
阪神球団、甲子園球場、そして我々チーム一同から、この甲子園の土キーホルダーをお贈りすることになりました。最後の夏に、甲子園出場に挑戦する機会さえなくなってしまった全国の高校3年生のみなさんに、現状を受け入れられないであろう方々もいる中で、なにか少しでも前を向いてもらえることができないかと考え、選手、裏方みんなでエールの想いを込めて土を集め、お贈りします」
贈呈対象
日本高野連に加盟する硬式野球部と軟式野球部の3年生。対象は、5万人近くになるとの事。昨年5月時点で、加盟校は硬式3957校、軟式416校。当時2年生部員(現3年生)は硬式4万7027人、軟式2849人となっています。
費用など
キーホルダー制作費の一部は、矢野監督、コーチ、選手一同が出し合うことにもなっているそうです。球団と阪神甲子園球場は、8月下旬をメドに順次、対象の学校へ配送する予定で進めるそうです。
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