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相模原市立児童クラブ 約20年ぶりの値上げへ!(2025/9/13)

物価・人件費上昇が要因

 相模原市は、、市立児童クラブの育成料を月当たり700円引き上げ6000円にする条例改正案を市議会に提出しました。

育成料は20年近く据え置かれてきたが、物価や人件費の上昇を受け、安定的な運営を目指して値上げする事になりました。

条例が可決されれば来年度から施行されます。

相模原市立児童クラブの育成料

小学1年生から3年生までのうち、保護者が就労などで日中家庭にいない児童を放課後などに預かり、遊びや生活の場を提供する施設で、相模原市内には67あります。

相模原市は2000年に育成料月額3000円を導入後、段階的に引き上げを行い06年に現在の月5300円に改定され、それから現在に至るまで20年近く維持されてきました。

児童クラブの運営費

物価高騰や人件費の上昇に圧迫されています。神奈川県の最低賃金は06年に717円でしたが、24年には約1・6倍の1162円になり、市は安定的に運営するため、育成料の値上げに動きました。

また、国は児童クラブ運営費の2分の1相当を利用者負担とすることを基準として示していますが、相模原市の利用者負担は23年度決算額で35%程度です。相模原市は子育て世代の負担に配慮して40%までの引き上げを目指した700円の値上げを決めました。

市民の声

育成料の値上げについて、市内の公立児童クラブで働いている支援員は「もう少し上げてもいい。育成料が安いというのもあるのか、『(児童クラブへの入会を)とりあえず申し込んでおこう』という人がいて、本当に必要な人が入れなかったりします。安いのは保護者からしたら助かるけど、収入がある人からしたらもう安すぎるかと思う」と話されています。

一方、現在児童クラブを利用しているという保護者は「あくまでも保護者目線から、この物価高騰社会は承知で」とした上で、「もし値上げするのであれば、それなりの受け入れ体制に改善していただきたい」と、児童クラブの体制改善を訴えています。受け入れ学年を現在の3年生までから6年生までに拡大することや、兄弟姉妹割、所得制限の導入などが挙げらています。

また、市立児童クラブを利用していないが市内で子育て中の保護者からは「さまざまな物の値段が上がり、それに合わせて給料が上がっていない」などと値上げを懸念する声が上がっています。

他自治体の状況

児童クラブの運営形態や費用は自治体によって異なります。神奈川県内では大和市で物価高騰などの影響を受けた育成料値上げの動きが起こっています。大和市は6月、現行の6300円を来年度から1・6倍の10200円にする方針についてパブリックコメントを実施しました。反対意見が多く寄せられ、段階的な引き上げへと見直すことになりました。

政令市の横浜市では公設民営で「放課後キッズクラブ」を運営しています。利用料は、午後7時まで利用できる区分で月額5000円。担当者に物価高騰への対応を聞くと、今すぐの値上げについて具体的な話は出ていないとの事です。

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