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相模原市 2023年 救急出場件数 過去最多!(2024/1/10)

コロナや猛暑の影響

相模原市消防局は、2023年の1年間の救急出場件数について、過去最多となり、初めて4万3000件を超える見込みだと発表しました。

8月には全救急隊が出払って消防車で駆け付ける事態もあったとの事です。

出場件数情報

救急出場件数は12月19日の速報値で4万2143件に達して、新型コロナウイルス感染症が流行して4万2060件と過去最多だった2022年の同時期を約4%上回ったとの事です。12月もインフルエンザの流行などが続いたことから、消防局では初めて4万3000件を超えると見込んでいます。

出場件数が多かった要因

最大の要因は、夏の猛暑により熱中症になる人が相次いだこと、また1月から2月頃に新型コロナの第8波を迎え感染者の搬送が増えたことや、5月から6月頃にかけて乳幼児の感染症が流行したことなどが影響しているとの事です。

全隊が出払いひっ迫

相模原市では近年、救急出場件数が増加する傾向を踏まえて救急隊の運用体制を見直してきました。

2019(令和元)年は24時間運用の救急隊18隊に加え、平日の日中に運用する日勤救急隊1隊でしたが、翌20年には日勤救急隊1隊を追加し、21年からは日勤救急隊1隊を24時間体制とし、救急隊19隊と日勤救急隊1隊の計20隊体制で運用しています。

それでも真夏日が連続した昨年夏は救急出動のひっ迫度は増加の一途となり、1日の出場件数が過去最多の204件を記録した8月21日には、全救急隊が出払い、消防隊や日勤勤務の職員で補うケースがあったとの事です。

出動の半数が軽症

病院に搬送した人員の3万4597人のうち、約52%にあたる1万7940人が軽症者でした。

相模原市消防局のお話

「救急車は限りある資源です。搬送した傷病者のうち、約5割が軽症者です。真に救急車を必要とする方のために、救急車を呼ぶ前に落ち着いて判断してください」と呼びかけているます。救急車の要請が必要かどうか迷ったときには救急受診アプリ「Q助」などを活用してほしいと話されています。

 

救急車の要請、落ち着いて、行いましょう!

 

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「新型コロナウィルス感染症 拡大防止」

家に帰ったら、手洗い、うがい、除菌を忘れないでください。

 

 

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