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グリーンバザール西門、老朽化で長い歴史に幕。(2023/10/19)

かつては「相模原のアメ横」

またひとつ昭和の風景が消えました。

中央区相模原の商業ビル「グリーンバザール西門」が、老朽化によって取り壊されることになりました。

2023年9月30日で役割を終了

シャッター通りとなったビル通路で営業を続けてきた鮮魚店と精肉店が、2023年9月30日をもって最後の営業を迎え、市場としての役割を終えました。

昭和28年創業の鮮魚店「魚信」2代目社長の青木豊さんのお話

「昔は夕方5時にもなるとすごい人出だった。いっときは『相模原のアメ横』と呼ばれていたんですよ」。

歴史

かつての「相模陸軍造兵廠」は昭和24年に米軍に接収され、「米陸軍横浜技術廠相模工廠」となり、工廠内に置かれた作業所では数多くの日本人労働者が働いてました。そのため、工廠の出入り口の「西門」前には労働者らが利用する飲食店や商店が立ち並ぶようになり、昭和27年にグリーンバザール西門の前進となる「相模日用品小売市場」が開業しました。

ただ、周辺の人口増加や市街化ともに個人商店を取り巻く環境は大きく変化。「近隣に大型スーパーができると、どんどんお客さんが散っていってしまった」との事です。

 

筆者も、相模原に引っ越してきた頃は、毎週、買い物に通っていました。

無くなってしまうことは。寂しいですね!

 

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