根の腐朽で昨年8月に倒れた市役所さくら通りのソメイヨシノ
根の腐朽などで、倒木の危険
今年春に市内のキャンプ場で発生した倒木事故を受け、相模原市はこのほど、見た目からは危険が判別できないものの倒木の恐れがあるとして街路樹180本を伐採すると発表しました。
背景
街路樹の老木化が進んでいるほか、近年ではナラ枯れの問題が深刻化しています。
緑区のキャンプ場での倒木事故
今年4月、高さ18メートルの木が倒れ、テントで寝ていた夫婦が下敷きになり、20代の女性が亡くなる事故が起きました。木が倒れたのは根元の腐敗が原因とみられています。
相模原市の対応
① 伐採
相模原市はこのキャンプ場での事故を受け、4月から5月にかけて外観上明らかに危険と判断した街路樹133本を伐採しました。
② 今後の伐採
6月から9月にかけては、サクラやナラ類など外観から危険を判別できない樹木について相模原市全域で専門家(樹木医)による緊急点検を行いました。
その結果、点検を行った1420本の中から、外観からは判別できないが、倒木の危険がある街路樹を180本を特定しました。(中央区11本、緑区は148本、南区は2本)。
相模原市では市内の事業者に委託して12月から順次、伐採していく計画です。
相模原市では、市民に理解を求めるため、対象となる街路樹には事前に周知用の看板を設置します。
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