5月1日から運営開始
65歳未満の働き盛りの世代で発症する若年性認知症は、発症したご本人だけでなく、家族への影響や仕事、経済面への影響など、複合的な課題が生じることから、専門の相談窓口について認知症疾患医療センターを委託している北里大学病院へ開設し、本年5月1日から運営を開始します。
若年性認知症とは
若年性認知症は65歳未満で発症し、様々な原因疾患があります。
働き盛りの世代で発症するため、本人だけでなく、家族の生活への影響が大きくなりやすい特徴があります。病気のために仕事に支障が出たり、仕事をやめることになって経済的に困難な状況になってしまう場合もあります。また、子どもが成人していない場合には、親の病気が与える心理的影響が大きく、教育、就職などの人生設計が変わることや親の介護等が重なることもあり、負担が大きくなります。
若年性認知症は、企業や医療・介護等の現場でも認識が不足している現状にあり、社会全体での認知度を高めていく必要があります。
相談窓口連絡先について
北里大学病院
電話:042-778-8658(直通)
受付可能時間:月~金(祝日を除く)9:30~16:30
相談内容や相談後のサポートについて
若年性認知症支援コーディネーターが、お一人おひとりの状況にあわせ関係者と連携しサポートします。また、ご家族が抱える様々な不安に寄り添います。
問合せ先
相模原市 地域包括ケア推進課
直通電話 042-769-9250
この記事は、令和6年4月26日相模原市発表資料『若年性認知症相談窓口を開設します』を参照しています。