米国版はやぶさ
米航空宇宙局(NASA)は、探査機オシリス・レックスが小惑星ベンヌの地表に約40メートルまで接近して撮影した画像を公開しました。
米国版はやぶさとも呼ばれ、10月20日に着陸して岩石を採取する予定で、今回が最終リハーサルとの事です。
小惑星ベンヌ
地球や火星の軌道の近くを回る小惑星で現在は地球から2億3千万キロほど離れています。直径は約500メートルで、日本のはやぶさ2が着陸した小惑星りゅうぐうの半分ほどです。形はりゅうぐうに似ていて、そろばん玉のような形をしているそうです。
着陸予定場所
多くの小石に覆われてごつごつした大きな岩も転がる場所で、ごつごつとした多数の岩や一辺13メートルもある大きな岩などがあるとの情報もあります。
NASAのチームは「危険だが採取できると信じている」と話しているそうです。
今後の予定
探査機は、着陸時にはアームの先端を接触させ、ガスを噴射して舞い上がる粒子を吸い込む計画です。そして、2023年9月に地球に帰還する予定です。