
10億個の星を投影、8K全天周映像も同時に
相模原市立博物館(中央区高根)のプラネタリウムがリニューアルオープンしています。
最新鋭の投影機とスクリーンに映し出されるデジタル映像システムを導入。約10億個の星と高精細な8K映像を同時に体験できる世界初のプラネタリウムです。
リニューアルの経緯
相模原市立博物館のプラネタリウムは同館が開館した1995年以来、目玉施設として多くの利用者に親しまれてきました。年間5万人以上が観覧に訪れ、リピーターも多く来場しているそうです。今年開館30周年を迎えるにあたり、より魅力的な施設となるようリニューアルが計画され、2024年12月から工事が進められていて、このたび、リニューアルオープンしました。
世界初のシステム
今回導入されるのは、約10億個の恒星像で星空を再現する光学式投影機です。また、デジタル式の全天周映像システムには、高精細な8K解像度のプロジェクターを採用されていて、朝夕に染まる空や雲の流れ、月明かりなどを表現することができ、より鮮明で迫力ある「宇宙空間」が生み出されます。
このレベルの投影機とプロジェクターを組み合わせた仕組みがプラネタリウムに導入されるのは世界初です。
星空以外の番組は
博物館と隣接するJAXA(宇宙航空研究開発機構)相模原キャンパス協力のもと、12施設を紹介する短編番組を制作したほか、JAXAの研究施設がある5市2町から成る「銀河連邦」加盟自治体の景勝地を映し出すことができます。相模原市内の陣馬山山頂や市役所さくら通り、新・旧小倉橋など市内10カ所の風景を再現し、夜空の明るさにより異なる星の見え方も投影できるそうです。
28日から予約なしで一般投影
一般投影は27日までの観覧は事前予約制(同館HPで受付)です。28日からは予約は必要ありません。
観覧券
大人500円、小人200円、未就学児・市内在住・在学の小中学生などは無料です。
リニューアルに合わせて導入された年間パスポートは大人2千円、小人800円です。
問い合わせ
相模原市立博物館
☎ 042-750-8030

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