
インフルエンザの患者報告数 増加傾向、流行のきざし
相模原市衛生研究所が、10月9日、相模原市内でインフルエンザの患者報告数が増加し、流行の兆しが見られると発表しました。
相模原市の定点把握感染症(週単位報告)によると、市内の定点医療機関あたりの患者報告数は、9月22日から28日まで(39週)の1週間で1・50人、9月29日から10月5日まで(40週)の1週間で2・94人と増えました。
学級閉鎖
今シーズンはすでにインフルエンザによる学級閉鎖も始まっていて、10月10日までの時点で相模原市緑区の小学校2校(7クラス)、南区の小学校4校(8クラス)が学級閉鎖となっています。このほかにもコロナ感染症、風邪等症状による学級閉鎖も出ており、感染症対策が求められています。流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がることがあります。
手洗いや手指消毒等の基本的な予防対策をしっかりと行いましょう。
【予防するには】
・早めのワクチン接種
感染後の発病や重症化の予防に対して一定の効果が認められている、インフルエンザのワクチン接種を検討しましょう。ワクチン接種後、免疫がつくまでに2週間程度かかるといわれています。
・外出後の手洗い等
流水や石けんを使った手洗いやアルコール製剤による手指消毒は、インフルエンザウイルスの除去に有効です。
・咳エチケット
咳やくしゃみがでる場合はマスクを着用するようにしましょう。
・適度な湿度の保持
空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことが効果的です。
・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
・人混みや繁華街への外出を控える
流行時には、高齢者や妊婦、体調の悪い方は人混みを避けましょう。
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