33億円を計上
8月6日の市議会の臨時会議で、補正予算案約33億円が可決されました。
本村市長の発表
本村市長が7月29日の記者会見での補正予算について発表しました。
その発表の概要です。
今後のコロナ対策の4つの柱
1 コロナと向き合い、命を守るための医療体制の備え(約7億円)
地域医療協力事業補助金
対象期間を6か月延長して、令和3年3月末まで実施します。
PCR検査体制
ドライブスルー方式のPCR検査
現在、木曜日と土曜日の週2回実施しているドライブスルー方式のPCR検査を、8月4日より、火曜日にも実施し、週3回の実施体制を確保します。
PCR検査機器1台追加購入
衛生研究所に、PCR検査機器を新たに1台購入し、検査体制の強化・充実を図ります。
2 活動再開に向けた市民や企業等への継続支援(約17億円)
・NPO法人など公益的な団体に対して、今後の事業継続や、「新しい生活様式」に対応した事業を実施するための経費の助成、
・認可外保育施設における保育料減免等に係る費用の一部補助、
・感染症のリスクに対して不安を抱える妊婦の方が安心して出産・子育てができるよう分娩前のPCR検査費用を補助
・交通事業者への、感染拡大防止対策費用の支援や生活交通維持確保路線の運行支援
・公共施設における感染症予防のための物品購入や、施設を適切に管理・運営するための指定管理者への支援など
3 新しいステージに進むための地域活性化(約4,500万円)
・相模原市内の中小企業者が行う感染症拡大防止対策に資する製品の研究開発経費の一部の補助
・スイーツフェスティバルで選ばれた商品のPRのため、新しい生活様式に対応し、本市に縁のある著名人を起用した動画の作成・配信
4 新しい日常の創造と持続可能な地域社会の構築(約8億円)
宅配ボックスの設置事業
非対面での受け取りによる感染予防、また、再配達やCO2の削減などの効果が期待される宅配ボックスの設置事業を行います。
・新しい生活様式の定着や、この難局を市民一丸となって乗り越えようといった機運を高めるための動画作成や周知、普及啓発を行います。
・全ての児童生徒の学びを保障できる環境の確保
タブレットを追加導入し、一人一台の環境を実現し、学習内容を繰り越せない小学校6年生と中学校3年生のため、通信環境のない家庭への貸与を目的としたルーターを整備します。
著者注
この記事は、本村市長のFacebook での記者会見報告を参考に、作成しました。
累計のコロナ対策費
新型コロナ対策に関連する予算は今回が第6号になります。
特別定額給付金などを含めた市のコロナ対策費用は累計で878億2100万円となりました。
問合せ先
相模原市 財政課
電話 042-769-8216