新型コロナウイルス感染症に係る相模原市の対策
新型コロナウイルス感染症に係る対策につきましては、今月4日に緊急事態宣言の期間が今月31日まで延長されたことを受け、本市におきましても対応方針を改めて定め、取組を進めているところです。
北里大学病院の重点医療機関認定
医療体制の確保のため、国や県、医療機関等と連携しながら、「神奈川モデル」を基本として取組を進めており、新型コロナウイルス感染症の中等症患者などを受け入れる施設として、旧北里大学東病院の施設に50床の病床を確保し、重点医療機関として認定を受けました。
PCR検査体制
これまでに市衛生研究所の検査機器を増設するなど、19日(火)現在で、3,075件(対象者数2,840名)の検査を実施しております。
PCR検査の実施には、既に市医師会のご協力もいただいているところですが、いわゆる「集合検査場」の設置についても、現在、市医師会と調整を進めており、決定次第、お知らせいたします。
補正予算
小規模事業者への給付金や商業者団体への支援補助金を創設したほか、妊婦や一人親世帯への支援金の給付など、先日、18日の市議会臨時会議におきまして、総額33億6千万円の補正予算を決定いただきました。
そのほか、小・中学校等の臨時休業延長に伴い、在宅中の児童・生徒の昼食費が家庭の負担となっていることから、食事の面での支援も進めております。
経済的な理由で学用品や給食費などの支援を必要とされ、就学援助を受けている家庭を対象に、臨時休業が終了し、給食の提供が再開されるまで、給食費相当額を支給する、昼食費支援を開始いたしました。
移動式子ども食堂
市ケータリング協会や市社会福祉協議会にご協力いただき、キッチンカーを利用した「移動式子ども食堂」を実施し、お弁当の配布を行います。
第1回は今月24日(日)11時30分から、津久井総合事務所の駐車場で開催し、第2回以降の開催については、市ホームページでお知らせしてまいります。
緊急雇用対策の取組
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、内定が取り消された方や、仕事を失われた方、アルバイト先の休業等で経済状況が悪化した大学生等を対象に、小規模事業者臨時交付金の受付や児童クラブにおける児童の見守りなどの業務に従事いただく会計年度任用職員として50名程度を募集いたします。
小中学校の再開
現在、5月31日(日)まで臨時休業としておりますが、緊急事態宣言が解除された場合、これを延長せず、 6月1日(月)から再開することといたしました。
再開にあたりましては、長期に渡り学校生活から離れてしまった子どもたちの学習面や心身のケアなど、普段以上にきめ細かな対応が必要となることから、児童・生徒数の多い学校では、一つの学級を二つに分けて授業を行うなど、学校再開後2週間程度は分散登校を実施いたします。
図書館の一部サービス再開
図書館及び公民館の図書室におきましても、予約図書の貸出しなど、一部サービスを再開する予定で、再開する施設や再開日などにつきましては、発表資料の別紙を参照いただきたいと思います。
特別定額給付金
市民の皆様から大きな関心が寄せられている特別定額給付金につきましては、5月19日(火)現在で、オンライン申請を約15,000件受け付けております。
郵便で申請される皆様にも、5月30日から順次発送を行いますが、できるだけ早く手続きをしていただけるよう、6月中旬までの予定を前倒して、6月5日(金)までに申請書の発送手続きを完了したいと思います。
特別定額給付金の申請手続きにつきましては、市ホームページや、広報紙の号外(今月29日)等でも、引き続き、お知らせしていくほか、18日(月)からはオンライン申請の方法等を、わかりやすく市民の皆様にお伝えするため、解説動画を市ホームページに掲載いたしました。
新型コロナウイルス感染症対策支援寄附金
4月に創設いたしました、新型コロナウイルス感染症対策支援寄附金につきましては、昨日19日(火)までに、205件、1億2,464万円の温かいご寄附の申し出を受けております。
多くの方々からの多額のご寄附に対し、この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。
いただいた寄附金は、医療従事者に対する医療用マスク、ガウンなどの提供や、医療設備の充実などに活用させていただきたいと考えております。
また、医療従事者への支援制度につきましても、検討を進めているところでございます。
著名人からの応援メッセージ
相模原市にゆかりのある著名人から応援メッセージをいただき、市ホームページへの掲載を開始いたします。
最初の掲載は、本市南区出身で、医師でタレントでもある西川史子さんのメッセージで、今後も本市にゆかりのある著名人のメッセージを順次追加していく予定です。
*この記事は、本村市長のFacebookに掲載されたメッセージを編集して掲載しています。