「戦車闘争」を題材にしたドキュメンタリー映画の続編、制作決定
ベトナム戦争末期の1972年、相模原・横浜を舞台に、戦地に運ばれる米軍戦車を市民が100日にわたって阻止した事件「戦車闘争」を題材にしたドキュメンタリー映画の続編の制作が決まりました。
完成は
来年(2022年)3月の完成見通し。
続編の狙い
続編では、当時の混とんとした情勢をとらえつつ、闘争が繰り広げられた当時の様子を実際に取材し、事実をつまびらかにしたジャーナリストやカメラマンなど、闘争の模様を伝え続けた報道人に焦点を当てて、当時の思い、戦争報道の在り方に迫ります。
戦車闘争とは
1972年に相模原・横浜で展開された事件で、相模原では相模総合補給廠内で修理された米軍戦車が戦地に輸送が報道で明らかになったことから、横浜・村雨橋で戦車を積んだトレーラーを市民や議員が阻止しました。
積載した車両は補給廠に引き返し、今度は補給廠からの搬出を実力で妨害しようと、革新系の学生グループらが補給廠から西門交差点までの通りをテントを張って占拠するなど一連の騒乱状況は100日間に及んだとされます。
昨年の映画化
この市民運動をめぐっては昨年(2020年)、「戦車闘争の映画をつくる会」が映画化しました。内容は、54人の当事者の証言映像を基にしたドキュメンタリー作品で、相模原市内でも公開されました。
制作の指揮に当たる小池プロデューサーのお話。
インタビューでの証言と資料映像を織り交ぜながら「改めて相模原でこんなすごいことがあったんだと知ってもらい、知的好奇心をくすぐるドキュメンタリーにしたい」と意気込んでおられます。
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