相模原駅北口地区のまちづくりコンセプト
相模原市が、5月22日、相模原駅北口地区のまちづくりコンセプトを発表しました。
コンセプトは、「多様な交流が新たな価値をうみだすライフ×イノベーション シティ」。
相模原駅北口地区のまちづくりコンセプト
このまちづくりコンセプトは、地区に求められる役割や将来像を示すためのものです。
市民へのアンケートや有識者へのヒアリング調査、そして、「リニア中央新幹線の新駅の設置、JAXAや北里大学病院、全国リーグのフットボールチームが立地する」などの強み、「昼間人口と交流人口の拡大」といった課題などをベースに策定されました。
市民アンケートでの意見(約1700名に実施)
「市民が誇りを持てる特徴あるまちづくり」、
「小田急多摩線延伸につながるまちづくり」
「広域から人を呼び込むよりも市民の利便性を重視したまちづくり」など
コンセプトの構成
「ライフ」
市民の安全・安心、健康、暮らし、利便性や娯楽等、生活に直接関係する分野の充実。
「イノベーション」
ロボット・宇宙・エネルギーなどの先端テクノロジーの分野で多様な人々が集まり、イノベーション創出の拠点を形成。
その技術を生かし、教育、介護、福祉、医療など市民生活の質の向上につなげられる環境や将来の補給廠全面返還時における展開への期待を表しているとの事です。
重点テーマ(考えられるまちづくりの方向性)
【未来・創造(イノベーション)分野】
ロボット・宇宙開発等先端技術産業の集積、工業系大学等との連携
【交流・にぎわい分野】
広域から人を呼び込み、にぎわいを創出
【活力・笑顔(ライフ)分野】
暮らしの充実、安全・安心
今後
このコンセプトをもとに市民が参加する会議等で、市民の意見を伺いながら導入する機能をまとめ、土地利用方針を策定する予定との事です。