全員給食目指して、検討委員会スタート!
相模原市教育委員会は、市立中学校での全員給食の実現に向け、学校長や有識者のほか、中学生の子を持つ市民などでつくる委員会を設け、実施方式などの検討を、6月21日に諮問しました。
相模原市は、令和8年度(2026年)の導入を目指しています。
現状の相模原市の中学校給食
一部を除きほとんどの学校で家庭弁当と選択制での「デリバリー方式」
課題
・弁当箱で配送されるため衛生管理上おかずが冷えていること
・量の調整ができないなど
・これら課題への改善を求める声があがっています。
市議会での本村市長の答弁
本村市長は方式を見直したうえで、「温かい全員制の給食」を実現するとしてきました。
給食センターを設置する場合の設置場所につきましては、教育委員会での給食の実施方式の議論と並行して、敷地の条件等、教育委員会の意向を確認しながら、学校給食改革本部において検討します。
全体スケジュールにつきましては、新しい給食施設の整備や中学校の配膳室の改修などに期間を要することから、令和8年中を目標に取組を加速してまいります。
本村市長の意向
「最近では川崎市や横須賀市をはじめ、近隣市も短い時間で完全喫食を実現されているので、ぜひ相模原市においても令和8年度中を目途に、完全喫食を進めていきたい」
「喫食」とは
食事を楽しんでおいしく食べること。
おいしく味わって食べれば、お腹だけでなく気持ち的にも、満足感が得られます。
さらに、しっかり喫食することで体力もついて元気になり、気持ちも明るく前向きになります。
学校給食のあるべき姿ですね。
相模原市が想定する主な選択肢
- 全校での「給食センター方式」
- 「給食センター方式」と「自校調理方式」の2つを併用するもの
- 小学校などで調理する「親子方式」の活用も補助的に検討されます。
委員会の予定
2022年11月に中間答申、2023年7月に最終答申を出す見通しです。
相模原市の予定
委員会の最終答申を受け、相模原市は、2026年度を目標に全員給食を導入したい考えです。
この記事は、6/21(火) 22:48テレビ神奈川の配信『相模原市立中学校での全員給食へ 実施方式を諮問』を参照しています。
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