中央防災会議の試算
中央防災会議の作業部会が、富士山で過去最大規模の噴火が起きた場合、除去が必要な火山灰の量の試算値を発表しました。その試算値は、約4・9億立方メートル、なんと、東日本大震災で出た災害廃棄物の約10倍にあたるとのことです。
「宝永噴火」で試算
1707年に富士山での過去最大規模の「宝永噴火」と同規模の噴火を想定しての試算。
降灰が与える影響を初めて具体的に予測した報告書案になっています。
首都圏で交通網の乱れや停電などが起きるとの予測、備えが必要ですね!
降灰量の予測
噴火が約2週間続き、東京都心方向に風が吹いた場合の予測値です。
【15日目の予測累積降灰量】
東京都新宿区10センチ程度
千葉県成田市3センチ程度
横浜市2センチ程度
神奈川県相模原市30センチ程度。
天候や風向、風速により、降灰量は大きく変わるそうですが、30センチ積もったら…
あまり考えたくないですね。