
最終処分場 対応も課題
相模原市は12026年10月からごみ収集の分別収集体制を市内全域で変更すると発表しました。
脱炭素社会と循環型社会の実現を目指した措置で、現在「一般ごみ」として回収している「製品プラスチック」や一部の「紙類」を資源化するため分別区分を見直します。さらに発火リスクが懸念される「リチウムイオン電池等」の安全な回収体制が拡充されます。
減量・資源化促進
来秋から変更されるのは大きく3点、ごみ減量化・資源化の推進と回収時の安全性確保が目的です。
現在「一般ごみ」として回収しているプラスチック製の保存容器やバケツなど、長辺50センチメートル未満の「製品プラスチック」について、「プラ製容器包装」と一括し「プラスチックの日」に資源としての収集が開始されます。これにより、プラスチック類の資源化を大幅に推進したい考えです。
紙製の容器包装や雑誌・雑がみ等に加え、現在一般ごみとなっている感熱紙や写真、シュレッダーごみなどの「紙類」は、まとめて「ミックスペーパー」として収集されます。プラ同様に資源化を推し進める。
あと12年で「満杯」
相模原市が分別・資源化を進め家庭ごみを減量する背景には「12年後には満杯になる」とされる一般廃棄物最終処分場「シゲンジャーパーク」の存在があります
12年後というのは、ごみの減量化・資源化の取り組みが現状通りに進んだ場合の予測値です。現在「次期一般廃棄物最終処分場」の整備計画が進み候補地が絞られている段階ですが、ごみのさらなる減量に努め、処分場の延命化を図る必要があります。
リチウム電池等「有害ごみ」として
近年、社会問題となっている小型充電式電池による発火事故ですが、市資源循環推進課によると昨年度は回収時に3件、清掃工場で1件の発火が確認されました。今年度も10月末までに1件、事案が報告されています。
現在は拠点回収のみとなっている「リチウムイオン電池等」は、来秋(2026年秋)から乾電池や水銀体温計などと合わせ「有害ごみ」として、ごみ・資源集積場所での収集を開始します。「有害ごみ」の収集日が週に1度設けられることになります。
ペットボトルは、「容器包装プラ」の収集日に回収されていますが、プラ類の資源拡大に伴い回収日を変更し、有害ごみの回収日に合わせて収集します。
分ければ資源、混ぜれば危険
相模原市は今回の収集品目の変更について、「分ければ資源、混ぜれば危険」をスローガンに掲げ、ごみの減量化・資源化の推進に繋げたいとしています。
2026年4月以降、市内各地区で住民向けの説明会を開催する予定で、広報や市ホームページ、チラシ等を通じて周知啓発を丁寧に行う方針です。
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