相模原市の決定
死刑判決が確定した相模原市の「津久井やまゆり園」での事件に関して、相模原市は「事件の事実を詳細に残し歴史的に検証を可能とする」ために、すべての資料を「歴史的公文書」に指定し、永久保存する方針を決めました。
相模原市が所有する資料
相模原市には、事件や被告に関連する資料が多く作成され、保管されています。
事件当時、相模原市は、植松被告を強制的に入院させる「措置入院」の対応を取りました。
また、事件の発生当時、消防が現場から被害者を搬送したりしました。
市には、それらの経過などが、多くの資料として残されています。
相模原市「歴史的公文書」に指定
相模原市では、公文書の保存期間を定めています。「津久井やまゆり園」の資料の中には,、すぐに期限を迎える資料があります。そこで、事件の事実を後世に残し、歴史的に検証できるよう、すべての資料を「歴史的公文書」に指定して、永久保存する方針を決定しました。
相模原市は、これらの資料を市の公文書館で管理してゆきます。
将来にわたってこの事件の検証を可能とし、同様の事件が2度と起きないようにするためのこの相模原市の対応は、なかなか良いですね。