収入見込みは、総額約2,760万円
相模原市では南清掃工場において、焼却炉から金・銀を回収する取組を行っています。
令和5年度は、新たに銅とパラジウム*1の回収にも成功し、精錬などに必要なコストを差し引いても、総額約2,760万円の収入見込みとなりました。
また、今回は更なるチャレンジを重ねて、炉底砂に加え、溶融スラグ*2生成過程からも貴金属を回収することができました。
引き続き、効率的な回収方法や他の貴金属の取出し等の調査、研究を行ってまいります。
*1 パラジウムは、電子基板や自動車の排ガスから有害物質を除去する触媒として利用されている金属で、レアメタルと言われています。
*2 溶融スラグは焼却灰の成分を高温で溶融固化したもので、道路用資材などに使用しています。
南清掃工場での展示
南清掃工場では、回収した実際の砂や金のレプリカのほか、ごみ分別の重要性や持続可能な社会の実現に向けた取組の啓発パネル等を展示しています。
時間
月~金 8:30~11:45 、13:00~16:00
(予約不要。年末年始、休日を除く。)
市民の皆さんへのお願い
焼却炉の砂から貴金属を回収していますが、市民の皆様がごみを分別することでより効率的な資源の回収が可能です。
ご協力をお願いいたします。
問い合わせ先
相模原市 相模原市環境経済局 南清掃工場
直通電話:042-748-1133
この記事は、令和6年4月22日相模原市発表資料『ごみ焼却炉から金・銀! 新たに銅とパラジウムも回収!』を参照しています。