「潤水都市さがみはらフェスタ 2023」で演技する白井 空良さん
白井空良選手、2大会連続「パリオリンピック代表」に内定
パリオリンピック予選シリーズ第2戦は、23日にブタベストでスケートボード男子ストリートの決勝が行われました。
白井空良選手は決勝で3位となり、東京オリンピックに続いて、2大会連続での日本代表に内定しました。
選考レースで出遅れていた東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗選手が優勝、逆転で2大会連続のオリンピック代表に内定しました。
日本代表は3人、14歳の小野寺吟雲選手と白井空良選手が代表内定を決めました。
パリオリンピック スケートボードの開催日
7月27日(土曜日)
予選 12:00(日本時間は19:00)
決勝 17:00(日本時間は24:00)
会場
フランス首都パリで有名なコンコルド広場が使われます。
白井選手の歩み
スケートボード男子ストリートの白井空良選手は、神奈川県相模原市中央区富士見出身の22歳です。
5歳のときにスケートボードを始めて、現在は、白井空良選手が設計に携わった神奈川県寒川町の練習場を拠点としています。
得意技
1回のトライで技を競う「ベストトリック」を得意とし、空中で180度回転したあとに前側の車軸部分で滑る「ソラグラインド」や、バックで進みながら空中で360度回転して、レールに車軸部分を滑らせる「シライケーン」といった自身の名前がついた独創性の高い大技が持ち味です。
東京オリンピック
2021年の世界選手権では、2020年に負った左膝前十字じん帯を断裂する大けがを乗り越えて銅メダルを獲得して、東京オリンピックの日本代表になりました。
期待された東京オリンピックでは、予選でミスが続いて、上位8人による決勝に進めず、9位に終わりました。
パリオリンピックを目指す戦い
「このままでは終われないし、あんな経験は二度としたくない」と、パリオリンピックでの巻き返しを誓い、選考対象の大会では、2023年6月のイタリアの大会で2位、2023年12月の世界選手権では、金メダルを獲得しました。
世界ランキング1位で臨んだ2024年5月の予選シリーズの第1戦では、決勝戦に進めず13位に終わりました。
今回最終戦で、激しい代表争いを勝ち抜き、2大会連続のオリンピックの切符をつかみました。
侍ポーズ
技を決めたあとに見せる、刀を振り抜く「侍ポーズ」が代名詞で、パリオリンピックではメダル獲得が期待できます。
白井空良選手の話
「本当に長くつらい戦いだったので、やっと決まってほっとしている。今回は頭を使って、誰に勝たなきゃいけないのか、リスクなく戦えるかを考えながら取り組んだので、100点満点だった。パリでは、いい技を披露して、いい結果を出せたらと思う」
2大会連続のオリンピック日本代表、素晴らしい!
相模原の誇りです!
パリオリンピック、金メダルを期待します!
「潤水都市さがみはらフェスタ 2023」での白井 空良選手
がんばれ、白井空良選手!
目指せ金メダル!
パリオリンピック、応援します!