中学:全国をやや上回る 小学:全国比でやや低い
国が4月19日に行った、小学6年生と中学3年生(義務教育学校の当該学年含む)を対象とした「全国学力・学習状況調査」の分析結果が7月28日に発表されました。
調査の平均正答率
小学6年生の正答率
全教科全国正答率を下回る結果。
国語マイナス1・6、算数マイナス1・2、理科マイナス0・3
中学3年生の正答率
全国平均と同等若しくはやや高い数字。
国語プラスマイナス0、数学プラス0・6、理科プラス0・7
昨年の結果と比較
小、中学校共に向上傾向が見られます。
コツコツと指導を続けてこられた現場の先生たちの努力の成果ですね!
相模原市の更なる学力向上への取り組み
ICT(情報通信技術)授業の充実や、放課後等を利用した補習などの取り組みを継続。
さらに、土台となる学力の保障を行うことがより大事だとの考えで、これまで小学3年から行っていた学習支援員の配置を、小学1年からに変更します。
児童・生徒の生活習慣や、日頃の勉強の様子などのアンケート結果
アンケートは試験と同時に行われました。
全国平均よりも肯定的回答が多かった項目
「ICT機器を使用した勉強の頻度」
「授業で自分の考えを発表するとき、工夫して発表していたか」
全国平均より高い数値を示した項目
「SNS・動画視聴時間」
「1日のゲーム時間」
相模原市教育委員会の対応
「SNSやゲームの時間を制限するのではなく、どうコントロールしていくかを教えていく」との考えで、生活習慣の確立や家庭での学習習慣の定着を目的に、各学校への出前講座を実施し、ゲームやSNSとの向き合い方を各校で指導していくとの事です。
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