11月8日の夜に「皆既月食」が起こります
この月食は、日本全国で観察することができ、多くの地域で月の高度がある程度高くなる時間帯に皆既食となることから、観察しやすい位置で皆既中の赤茶色の月が観察できます。さらに、今回の月食の後半には、月が天王星を隠す「天王星食」が起こります。
月は、18時9分から欠け始め、19時16分に皆既食となります。皆既食は86分間続いて20時42分に終わり、その後は徐々に月は地球の影から抜けて、21時49分に部分食が終わります。
月食の最中に月が天王星を隠す「天王星食」が起こります
天王星は約6等級で、薄い青色に見えます。非常に条件の良い空でも肉眼で見える限界の明るさですから、双眼鏡や望遠鏡などを使って探してみるとよいでしょう。普段の満月のすぐ近くであれば、圧倒的な明るさに負けてしまいますが、多くの地域では天王星の潜入時に月が皆既食中で暗いため、見つけやすいと考えられます。
日本で次回、月食中に惑星食が起こるのは322年後という珍しい機会となりますので、是非、観察してみてください。
詳しい情報は国立天文台でご確認ください
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