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11月19日は今年2回目の月食が見られます

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2018年1月31日の皆既月食(筆者撮影)


5月26日の皆既月食は、天気に恵まれず残念な結果となりましたが、11月19日には、皆既月食に近い食分0.978の部分月食が見られます。

月食は、月が地球の影に入ることによって起こります。

地球の影(本影)によって全て隠される「皆既月食」と、一部が隠される「部分月食」があります。今回は部分月食ですが、月の大部分が影の中に入り込みます。

 

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2018年1月31日の月食経過画像(筆者撮影)

月食は、16時19分に満月が地球の影(本影)に入り始まります。

相模原からは、16時27.6分に満月が地球の影に入った状態で東の地平線から昇ってきます。

満月はだんだん高く昇りながら、影の部分の割合が大きくなっていきます。そして食の開始から約1時間45分後の18時02.9分に欠けた割合が最も大きくなる「食の最大」となります。

地球の影の食分は0.978(月の直径の97.8%まで影に入り込む)で、ほぼ皆既食の状態です。全体的に赤みを帯びた、わずかに一部だけが白い満月が見られるでしょう。

月の色や形が変化していく様子は肉眼でもよく見えるので、月食観察に特別な機材はいりません。ふだん月を見ているのと同じように、空を見上げるだけで月食を楽しみましょう。

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出展:国立天文台「星空情報」11月19日は部分月食

19日の夜空は、月が冬の星座の「おうし座」の位置にあり、プレアデス星団(すばる)と並んでいます。月の下にはおうし座の一等星アルデバランもあり、赤い天体同士の共演も楽しめます。

 

 

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