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北里大学、イベルメクチン治験開始を表明 ‼

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「イベルメクチン」治験開始を表明

 北里大は5月6日、ノーベル医学生理学賞の大村智特別栄誉教授が開発に貢献した抗寄生虫薬「イベルメクチン」の新型コロナウイルス感染症治療薬としての承認を目指す治験を実施すると明らかにした。

同意を得た患者に投与し、症状の改善効果や副作用の有無などを確かめる。北里大病院で希望する患者に投与する観察研究も検討する。治験の開始時期や規模は未定。

イベルメクチンは、アフリカやアジアに広がる寄生虫が原因の熱帯感染症の特効薬。海外の研究で新型コロナウイルスの増殖を抑える効果が報告されている。

 

イベルメクチン

2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大の大村智特別栄誉教授と製薬大手の米メルクの共同研究で創製された抗寄生虫薬です。

大村特別栄誉教授は1974年に、土壌中に生息する放線菌が産生する化合物のエバーメクチンが、抗寄生虫作用を持つことを発見し、製薬大手の米メルクがそれを改良しイベルメクチンを作り出した。イベルメクチンは家畜動物の寄生虫駆除に用いられるほか、人に対しては熱帯地域などで問題となる「河川盲目症(オンコセルカ症)」の治療などに用いられてきた。

河川盲目症

河川盲目症は回旋糸状虫という線虫の一種による感染症。眼のかゆみ、発疹、瘢痕(はんこん)などを生じ、失明することもある。

 製薬大手の米メルク

1981年にイベルメクチンを動物医薬品として発売。その後87年からは人用医薬品として河川盲目症の流行する地域に無償提供している。国内では2002年に「腸管糞(ふん)線虫症」の薬として承認され、06年に「疥癬(かいせん)」が追加された。

米ユタ大学の研究チームの発表

死亡率が、イベルメクチンを投与していないグループの8.5%に対し、投与したグループは1.4%であり、明確に低かった。

 5月になり、注目度UP

イベルメクチンは20年5月に入って急速に治療薬候補として注目されるようになった。

北里研究所の広報担当者の話

「5月6日に西村康稔経済財政・再生相が本学を視察した際に、西村大臣から『安倍首相もイベルメクチンに期待を示している』という趣旨がメディアに向けて伝えられた。またイベルメクチンは、大村特別栄誉教授がノーベル賞を受賞した契機となった医薬品であることも影響し、注目されるようになったのではないか」

効果のエビデンスは、未確立

現時点では、イベルメクチンの新型コロナウイルス感染症に対する有効性に関して、十分なエビデンス(科学的根拠)は今のところ確立していない。

 

参照した日本経済新聞の記事はこちら☟

 

www.nikkei.com

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58982730S0A510C2000000/

 

 

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