令和2年度は、新型コロナウィルス感染症の影響に配慮し、開催中止となりました。
毎年8月、諏訪神社に奉納される「一人立ち三頭獅子舞」
300年以上前、清真寺の10世住職 円海法師が八王子市高槻から伝えたと言われている「鳥屋の獅子」、今年は8月10日(土)の開催。
『獅子頭』は、円海法師 自らが彫ったものとの事で、父獅子の下顎の裏側には「円海」との銘が入っています。
昭和29(1954)年、この祭りは、県指定無形民俗文化財に指定されています。
《祭りの様子》
万灯が先導する山車、御輿などが、獅子宿から神社まで練り歩きます。舞は、父獅子、母獅子、子獅子の”一人立ち三匹獅子舞”。ささら(注1)子三人と笛、唄い手が一緒に練り歩きます。父獅子、子獅子は、腹に太鼓を付けて舞います。母獅子はささらを持ちます。筵(むしろ)の上のみで行われる舞で、獅子は、筵から筵へと飛び移り、体を上下に振る、激しい動きの舞です。舞の後に、魔除けとして、獅子に付けられていた五色の飾り紙が配られます。
(注1)ささら:多数の溝を彫った竹製の棒を、細い棒でこすって音を出す楽器。
【開催情報】令和元年度の情報
日時
令和元年8月10日(土)
・道行 午後2時50分頃から
・奉納舞 午後4時10分頃から
※雨天時は、11日(日)延期
場所
諏訪神社(相模原市緑区鳥屋1140)
交通アクセス
(1)JR横浜線・相模線、京王線「橋本駅」から「鳥居原ふれあいの館」行きバス(橋07系統)、「鳥屋郵便局前」下車、徒歩2分。
(2)「三ヶ木」バス停から「鳥居原ふれあいの館」行きバス(三53系統)、「鳥屋郵便局前」下車、徒歩2分。