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令和4年「相模の大凧まつり」大凧の題字 決定『命 風』(2022/2/20)

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応募総数266件から選定

相模の大凧まつり実行委員会が、大凧に書く題字を広く募集しました。

応募総数266件(※題字の総数は191作品)の中から、令和4年の大凧の題字が選ばれました。

決定題字

入選

『 命 風 』(めいふう)

 意味:コロナ禍の中で実感した「命」の大切さと絆や連係プレーの必要性を大凧

にたくす

 作者:田所 利一(たどころ としかず)さん(※1名 市内在住)

 佳作

『薫風』(くんぷう) (※2名 市内在住)

『清風』(せいふう) (※1名 市内在住)

 

今年は、コロナが落ち着いて、是非、大凧まつり開催してほしいですね!

 

【相模の大凧について】

(1)歴史

大凧の歴史は古く、天保年間(1830年頃)からといわれ、本格的に大凧行事として開催されるようになったのは明治中期からです。当初は、個人的に子供の誕生を祝って揚げられましたが、次第に豊作祈願、若者の意志や希望、国家的な意義を表徴するものとして地域的な風習となり、現在では観光行事として親しまれています。

平成22年4月に相模原市指定無形民俗文化財に「相模の大凧揚げ」、それを継承する団体として「相模の大凧文化保存会」が指定されました。

一般的に、凧には絵や文字が描かれますが、「相模の大凧」には、その時々の世相を反映したものが大凧の題字(大凧に書かれる文字)として書かれます。漢字2文字で、右上の太陽の赤と左下の大地の緑を表す色を使って書きます。

明治から昭和初期に至るまでの題字を知る手がかりは少なく、断片的にしか分かっていませんが、その題字を見ると当時の世相が伝わってきます。

「相模の大凧揚げ」は、新磯地区を挙げて「相模の大凧まつり」として、相模川河川敷の新戸スポーツ広場等4箇所で行います。

季節は大地に新緑の芽吹く頃、澄み渡った大空の下、春風に乗って、大凧が揚がる光景は圧巻です。

最近の題字と理由

平成 25 年 (2013)『彩風』

素晴らしい四季折々の魅力によって益々多彩に輝き繁栄することを願って

平成 26 年(2014)『駿風』

政令指定都市となり足元を固めた4年間。相模原市がこれから、更なる上昇期を迎えるように『駿』の字に願いを託すとともに、干支にあやかり、馬のように勢いよく上向き気運に乗った明るい世の中を願って

平成 27 年(2015)『隼風』

小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ成功を喜び、5年後の地球への帰還を祈願するとともに、幾多の困難を乗り越えた初代「はやぶさ」のように、宇宙の彼方まで相模原市が躍進し、人々に夢と希望を与える一年であってほしいと願いを込めて

平成 28 年(2016)『福風』

人や友達、家族の幸福が、「大凧」という一つの大きな幸福となって空高く舞い上がり、風に乗せて、日本中・世界中へと幸福を運びたいという思いを込めて

平成 29 年(2017)『輝星』

相模原市をホームタウンとするノジマステラ神奈川相模原のなでしこ1部リーグでの飛躍を祈念するとともに、すべての国が星の様に輝く明るい世界になるよう願いを込めて

平成 30 年(2018)『翠風』 翠風

すいふうの“翠すい”は、この地域の美しい緑を表し、緑色は相模原市のシンボルカラーでもあります。

草木の新芽のように素直な心を持ち輝く子になってほしいという願いを込めて

令和元年(2019)『令和』

元号改正に伴い、新元号を題字とした(題字募集は実施せず)

令和 2 年(2020)『輪風』

東京オリンピック・パラリンピックの成功と世界平和の願いを青空高く舞い上がる大凧に込めて(新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催中止)

令和 3 年(2021)

開催中止のため、題字の募集はせず

問合せ先

相模原市 新磯まちづくりセンター

0 4 6 - 2 5 1 - 5 2 4 2

 

この記事は、令和4年2月18日相模原市発表資料『令和4年「相模の大凧まつり」大凧の題字が決定!』を参照しています。

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