「PCR検査」と「抗体検査キット」
調査できる内容の違い
PCR検査
現在ウイルスが体内に存在しているのか(感染しているのか)を調べることができる。
抗体検査
・過去に感染したことがあるか、
・現在の感染の状態(感染初期なのか、感染してかた時間が経過しているのか)、
・ウイルスに抵抗する能力(抗体)をすでに獲得しているのか(人にうつしにくいのか)を調べることができる。
検査の方法の違い
PCR検査
鼻咽頭に綿棒などを入れ、鼻の奥をぬぐった粘液(鼻咽頭ぬぐい液)や気道の奥から排出される痰を検査する(インフルエンザのように鼻の奥から検体を採取する)。
鼻咽頭ぬぐい液の採取は専門家(医療従事者)が行う。
検査キット(抗体検査)
抗体が血液中に存在するため、血液を採取して検査する。
両検査のメリットは?
PCR検査
抗体検査(検査キット)よりも精度が高いことがメリットである。
抗体検査(検査キット)
・「すでに感染した。」「ウイルスに対する抗体を獲得している。」「今後感染し重症化する可能性がない」「他の人に感染させる可能性がない」ことを知ることが出来る
・それらの不安を解消することができる。
抗体検査(検査キット)で注意すべき点
検査キットで陽性となった場合は、医療機関で診察、診断を受けることが必要。
状況に応じて、検査法を使い分け、少しでも不安を解消することや、正しい処置を受けることが重要。
PCR検査は、どの施設の、誰でもが実施できるわけではない。
感染性のあるウイルスを取り扱うので、適切な設備、適切な機材、正しい知識と正しい技術を持った専門家でなければ、実施できない。
設備が不十分だと、さらなる感染を起こしてしまう可能性がある。機材がなければ検査はできない。適切な専門家がいなければ、正確な検査結果が出ない。
わかりやすい比較表です。
下記の出典元には、詳細な情報が掲載されています。
ぜひご覧ください。
出典元
上記の比較表とこの記事で参考にした出典元です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagitaemmy/20200403-00170989/