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縄文時代の『ヘビ』装飾とは?(2025/1/28)

縄文時代の「蛇の把手が付く土器」

2025年、今年は「巳年」。

相模原に関連する「蛇(へび)」にまつわる話です。

相模原市立博物 所蔵

今から5000年ほど前の縄文時代中期につくられたものと言われる「蛇の把手が付く土器」が所蔵されています。

1988(昭和63)年に実施された「下中丸遺跡」(南区下溝・原当麻駅北方約200メートル付近)の調査で出土した土器で、その調査では11軒の住居(現在は宅地)とさまざまな遺物が発掘されたとの事です。

勝坂式土器

この土器は粘土紐などを用いた立体的な装飾が特徴の「勝坂(かっさか)式土器」に分類され、把手部分に蛇の飾りが施されています。

・飾りは左と手前に2カ所あり、左の方が大きい。

・蛇のかたちは口を開いた状態で、細長い粘土紐を貼り付けることで背中が表現されています。

・アルファベットの「U」を横にしたような抽象的な装飾であり、まるで口を開いた蛇をイメージしているように見えます。

博物館の学芸員・長澤有史さんのお話

「蛇の装飾はとても立体的に作られ土器の口縁に目立つように配置されていることから、縄文人の蛇への注目がうかがえます」

「特に口を開けている描写は、蛇の口を開けた瞬間を実によく表現しています。蛇自体の大きさが明らかに異なり、『親子』のようなユーモラスな印象を受けますね。勝坂式土器には蛇以外にも、猪を表現する事例もありますよ」

相模原市内の史跡・資料館

市内には国指定史跡・勝坂遺跡公園(南区磯部1780)や、史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館(旧石器ハテナ館・中央区田名塩田3の23の11)もあります。

訪れて縄文時代の「地元人」に思いを馳せてみては如何でしょうか!

 

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