JAXAは、4月25日、「はやぶさ2」が「リュウグウ」の表面に金属の塊をぶつけた地点で、人工的なクレーターができていることを確認したと発表しました。
昨日のJAXAの発表です。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成31(2019)年4月5日に小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載した衝突装置(SCI: Small Carry-on Impactor)を小惑星Ryugu(リュウグウ)に向けて分離し、作動させる運用を行いました。
「はやぶさ2」に搭載している望遠の光学航法カメラ(ONC-T)の観測画像を確認した結果、衝突装置によりクレーターが生成されたと判断しましたのでお知らせします。
現在、探査機の状態は正常です。
小惑星への人工的なクレーターの作成は世界初、快挙ですね!
金属の塊が打ち込まれた場所を高度約1.7キロの地点から撮影し、直径10メートルほどのくぼ地ができていることが判明しました。素晴らしいですね!
「はやぶさ2」は今後、クレーター付近への着陸を試みる計画です。
リュウグウの表面物質は、太陽風などの影響で風化が進んでいますが、地下の物質は太陽風などの影響を受けていません。クレーターを作成で表面に露出した物質を、「はやぶさ2」が回収すれば、小惑星の形成過程の解明につながる可能性があります。6月末~7月までに実行する計画を進めているそうです。
「はやぶさ2」から目が離せませんね!
「はやぶさ2」の活躍を、みんなで、応援しましょう!