境内から都心まで、見渡せます。
「峯の薬師」(東慶寺)
相模原の地元スポットの一つ、津久井湖沿いの山の上にある緑区三井の「峯の薬師」(東慶寺)。
この名所は約520年前に創設されたといわれ、明治初期の神仏分離によって一時は廃寺となったものの、昭和に入って地元住民らの願いもあり復興されました。
標高約320メートルから眺める景色は都内まで見渡せ、空気の澄んだ冬晴れの時には、東京スカイツリーや横浜ランドマークタワーのほか、静岡方面の富士山なども見ることができるそうです。
大石創元住職のお話
「心や体の病が良くなる山寺として、地元の皆さんから峯の薬師という名で呼ばれるようになったようです」
「高尾山から歩いて1時間30分、城山湖からは20分程度で来ることができる地。毎年大晦日には鐘を打ちに多くの方がいらっしゃっています」
「津久井湖の周辺道路からここまで登ってくる舗装されていない道はハイキングに最適。特にこれからの時期は紅葉も見頃です。多くの方に立ち寄ってもらいたいですね」
頂上の寺の境内にあるもの!
・直木賞作家の富田常雄が柔道家の活躍を描いた小説「姿三四郎」で峯の薬師が取り上げられたことを記念した石碑
・10円で3回打つことができるという鐘
アクセス
峯の薬師までは橋本駅からバスで40分「峯の薬師入口」の停留所で下車。
そこから徒歩20分程度で参道入口です。境内は見学自由です。
お出かけの時には、3密をまもり、帰ったら、除菌、手洗い、うがいをお忘れなく!