まこちゃん、帰宅!
まこちゃんは、10月4日日本に帰国、自宅に戻りました。
通常、移植治療により、感染症のリスクが高まる手術後3ヶ月~6ヶ月の期間は、免疫抑制剤による様々な副作用が起こりやすくなります。そこで、感染症のリスクが高くなる3ヶ月目に入る前の帰国を日米のドクターが検討し、術後の経過が良いこともあり、急遽、帰国が決まり10月4日に帰国(帰宅)しました。
今後は、日本で治療を受けることになります。
感染症のリスクが高い手術後3ヶ月~6ヶ月の期間、また手術後1年間を注意深く過ごすことが出来るかどうかで、20年後の状態に大きく差が出るとの事です。
皆さん、引き続き静かに見守りましょう!
ご両親からのメッセージ
いつもご支援、ご協力をいただいております皆様にご報告致します。
この度、急遽10月4日に無事帰国する事ができました。
皆様の温かいご支援のおかげで7月17日に渡米することができ、フロリダ大学病院のチームの皆様、日本人会の皆様のご支援ご協力で、不馴れなアメリカ生活を親身にサポートしていただきました。約1週間の検査入院が終わり、一時退院の準備をしていたところ、ドナー様に巡り会えて、7月27日に移植手術を受ける事ができました。
その後、先生や看護師さんも驚くほどの回復ぶりで、8月15日に退院する事ができました。退院してからは病院近くのマクドナルドハウスに滞在でき、そこから平日のみ病院のリハビリに通い週1回ほどの外来受診を受けながら、飲み薬の調整をしてきました。
こんなに術後の経過が良いのも、皆様のご支援ご協力のおかげで早く渡米でき、移植手術を受ける事ができたからです。本当にありがとうございました。
またドナーとなってくださった方がいたから手術を受けることができました。ドナー様のご冥福をお祈りすると共に、大きな決断をしてくださったご家族の皆様に、心から感謝申し上げます。
肺高血圧症は無くなりましたが、今後は肺移植の治療が続きます。ドクターからは、術後3ヶ月~6ヶ月は感染症に感染するリスクが高いため、食事や行動について厳しくご指導がありました。この時期の過ごし方を厳重に注意し、さらに、手術後の1年間を無事に乗り越えることが、とても大切になるそうです。
そのため、本来は皆様にお会いして御礼を申し上げるところ、面会等をご遠慮いたしますことを、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
これからも油断せずに、ドナー様の肺と仲良く過ごして生きてほしいと願っております。沢山のご支援により生きるチャンスを頂き本当にありがとうございました。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
この記事は、「まこちゃんを救う会」のHPから転載しました。
皆様に心よりお礼申し上げます!