マスターズ初優勝を決め、前回優勝者のダスティン・ジョンソンから「グリーンジャケット」を着せてもらう松山選手=ロイター
松山選手も「グリーンジャケット」1年後に返却!
マスターズの優勝者に贈られる「グリーンジャケット」。
松山選手が優勝して手にしたゴルフ界最高の栄誉「グリーンジャケット」。
でも、1年後には返却しなければならないという事です。
かなり驚きでした。背景など調べてみました。
「グリーンジャケット」の歴史
グリーンジャケットは、第1回大会が開催された翌年1937年に作られました。ジャケットは、マスターズの会場であるオーガスタ・ナショナルGCの会員であることを示すためのもので、マスターズの期間中、会員はジャケットを購入するように促されたということです。
最初はニューヨークのユニホーム会社から購入していましたが、数年後には軽量化された改良版ジャケットがクラブ内の店舗で入手できるようになったようです。
優勝者に贈られたのは1949年から
1949年から、大会優勝者にも「グリーンジャケット」が贈られるようになりました。
「仮ジャケット」
大会は、誰が優勝するか分からりませんから、ジャケットを優勝者用に準備することはできません。そこで、表彰式はだいたいのサイズの「仮ジャケット」を着させられ、その後クラブ内で採寸するなどして仕立ててもらいます。
1年後に返却
オーダーメイドの「グリーンジャケット」ですが、1年後にはクラブに返却するのが慣習です。優勝者の「グリーンジャケット」は、クラブ内に保管され、優勝者はクラブに行けば着ることができるそうです。
余談
松山選手は、最終日に「グリーンジャケット」に合うからと、最終ラウンドで、黄色のシャツと紺色のパンツを選んだと話されています。
1年間は、「グリーンジャケット」を松山選手ご自身が管理されるということですね!
この記事は、朝日新聞Digital 4月2日の記事、「マスターズ王者のグリーンジャケット、実は1年後に返却」を参照しています。
「新型コロナウィルス感染症 拡大防止」
外出から家に帰ったら、手洗い、うがい、除菌を忘れないでください。