山梨県の素晴らしい成果
感染症対策を講じている事業者に対し、県がお墨付きを与えるもので、高い効果を見せています。
山梨県で認証された施設の利用者や従業員の感染事例は、これまで70件が発生しました。そのうち店内での感染が認められるのは1件のみと、感染防止に素晴らしい実績が出ています。
対象は、飲食業、宿泊業、ワイナリー、酒蔵
飲食業、宿泊業、ワイナリー、酒蔵の4業態が対象で、業態ごとに30~60の認証基準があります。認証基準への適合性は、山梨県の調査員が調査、認証します。
認証制度の特徴
対象施設に県や利用客の目が頻繁に入ることが特徴です。事業者の自己申告にとどまらず、申請時に県の調査員が訪問し、条件に満たないところを改善してから認証となります。さらに、認証後の抜き打ち検査もあり、実効性を伴う仕組みとなっています。アルバイトの調査員が、調査を行う制度とは異なります。
具体的な基準は?
「座席の間隔を最低1メートル以上確保する」「大皿は避け、料理を個々に提供する」「換気は30分に1回5分、2方向の窓を全開」など、感染症や観光の専門家の意見を聞き作った、細かい基準です。
昨年6月に申請を始め今年の4月2日時点で、7・5割~8割の飲食・宿泊業が認証を受けたそうです。
利用者のメリット
県の調査員の実地調査をもとに、店に「県のお墨付き」を出していく仕組みは、利用者にとって、正しく感染対策を行っている店かどうか分かるという素晴らしいメリットがあります。
政府が『やまなしグリーン・ゾーン認証』導入を通知
政府は、4月30日に、新型コロナウイルス感染防止を強化するため、飲食店が講じた対策を第三者が認証する制度を導入するよう、全国の都道府県知事に通知しました。
5月連休が終わり、各県での対応がスタートすると思います。
政府の通知はこちら☟
飲食店における感染防止対策を徹底するための第三者認証制度の導入について
https://corona.go.jp/news/pdf/inshoku_taisaku_20210430.pdf
一日も早い全国での『やまなしグリーン・ゾーン認証』がスタートすることを望みます。
山梨県への来訪者の向けた山梨県からのお願い
「新型コロナウィルス感染症 拡大防止」を忘れずに、
3密を避けて、出かけてみませんか!
家に帰ったら、手洗い、うがい、除菌を忘れないでください。