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相模原市立博物館、地下の生きものを描いた異色の絵本原画展 3月26日から開催!(2022/3/13)

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舘野鴻絵本原画展「がろあむし 描かれた相模原の自然」開催

舘野鴻(たての ひろし)さんは、昆虫の体毛の一本一本まで描く細密な絵と、生と死を見つめる特異な視点のストーリーで、幅広い年代にファンを持つ絵本作家です。

相模原市立博物館では平成 25 年に絵本『ぎふちょう』の原画展を開催し、大好評でした。

絵本『がろあむし』

この絵本は、令和 2 年に刊行されました。

主に相模原市内で調査・取材して制作され、これまであまり注目されてこなかった、地下に生息する生き物に視点を当てた話題作です。

“ガロアムシ” ときいてすぐにその姿が思い浮かぶ人はあまりいません。それは私たちがふだん、ほとんど意識することがない、崩れた崖下の、地下のすき間に生きる虫だからです。絵本『がろあむし』は、そんな知られざる虫の生態を相模原市内の生息地で取材し、作られています。

今回の展示

今回は、原画とともに、作画のためのメモやラフ画、調査用具なども展示して、制作の様子に迫ります。

この展示では、全ページにわたり納得するまで徹底的に観察した上で描かれた、細密な原画を公開します。また、作者である舘野鴻さんの制作の様子を、ラフ画や観察用具など豊富な資料から迫り、さらにガロアムシの他にも、絵本に登場している土壌動物を、写真家の吉田譲さんによる美しい生態写真で紹介します。

舘野作品の世界観を、是非、この機会にご堪能ください!

 

展 示

舘野鴻絵本原画展「がろあむし 描かれた相模原の自然」

期 間

令和 4 年3月 26日(土)~令和 4 年6月5日(日)

開館時間

午前 9 時 30 分~午後 5 時

休 館 日

3月28日をのぞく毎週月曜日、5月6日(金)

場 所

相模原市立博物館 特別展示室

観 覧

無料

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関連イベント

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いずれも事前申し込み制です。

申込み方法などは、以下の博物館ホームページをご覧ください。

sagamiharacitymuseum.jp

 

舘野 鴻(たてのひろし)さんのプロフィール

1968年横浜市に生まれる。

故・熊田千佳慕に師事。演劇、音楽活動などを経て環境コンサルタントの生物調査員となり、広く国内の野生生物に触れる。その傍ら景観図や図鑑の生物画、解剖図などを手掛けるようになり、2005 年から絵本の制作を始める。『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞受賞。

おもな絵本・著書に『しでむし』『ぎふちょう』(偕成社)『あまがえるのかくれんぼ』(かわしまはるこ 絵、世界文化社)、『宮沢賢治の鳥』(国松俊英 文、岩崎書店)など多数。


博物館へのアクセス

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問合せ先

相模原市立博物館

担当者 秋山さん

Tel:042-750-8030

 

この記事は、令和4年3月9日相模原市発表資料『地下の生きものを描いた異色の絵本原画展を開催!』を参照しています。

 

相模原市立博物館のHPはこちら

https://sagamiharacitymuseum.jp/

 

新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、内容や会期が変更になる場合があります。最新の情報は相模原市立博物館のホームページで確認できます。

 

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