自転車事故撲滅のための交通安全啓発事業
中央区自治連自転車対策会議(8名) /中央地区まちづくり会議安全・安心分科会(6名)
「自転車も止まれ」の標柱幕
事業の背景と目的
中央区は、数年にわたって自転車事故多発地域及び高齢者事故多発地域に指定されるなど、交通事故が非常に多い地域である。
各地区、各団体において、事故を1件でも減らすために取り組んでいるところではあるが、活動の範囲は地区内に限定され、広域的な活動はあまりされてこなかった。そこで、この自転車事故対策問題を中央区全体の課題と捉えて、広域的な活動を開始することとなった。
事業の内容
・「自転車も止まれ」の標柱幕を、中央区内の自治連で一括して発注した。
(中央地区分:170枚)
・作成した標柱幕の一部を、中央地区まちづくり会議安全・安心分科会が選定した
国道16号接続道に掲出した。(15箇所)
・より効果的に標柱幕設置箇所を選定するため、中央地区自治会連合会において、
自転車事故危険箇所(未事故含む)のマッピングを実施、継続している。
・総事業費:2,387,000円(中央地区分:527,000円)
うち交付金額:2,387,000円(中央地区分:527,000円)
事業の成果と今後の展望
試行的ではあるが、自転車事故対策を中央区の共通の課題として捉え、これまでになかった、地区を越えた取り組みを本事業により実施することができた。
標柱幕の掲出については、第一段階が終了したにすぎないが、自転車利用者への意識啓発に一定の効果をあげると考えている。
また、実施中のマッピングの結果を踏まえて、引き続き危険箇所を洗い出し、標柱幕の掲出を行う。
標柱幕掲出の効果はもとより、自治会での危険箇所マッピングを通じた自転車事故に対する意識の高まりにも期待しつつ、今後も、地区内の自転車事故対策活動を強化すると共に、地区を越えた活動にも必要に応じて発展させていきたい。
※地域活性化事業交付金とは、「より住みやすいまちを目指す!」、「地域を盛り上げる!」など、地域の活性化や課題解決に向け、地域のみなさんが自主的に実施する事業に対して市が交付する交付金です。
問合せ先
中央地区まちづくり会議事務局
(中央区役所地域振興課本庁地域まちづくりセンター内)
℡042-707-7049 担当:渋谷