2050年脱炭素社会を実現「さがみはら脱炭素ロードマップ」策定
昨年9月の「さがみはら気候非常事態宣言」で、相模原市は、2050年二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す決意を表明しました。
「さがみはら脱炭素ロードマップ」は、相模原市温対計画で掲げた「低炭素社会の実現」から「脱炭素社会の実現」へ転換し、達成までの道筋を示すものです。
策定の背景
地球温暖化の進行により、相模原市においても、短時間強雨や局地的な豪雨による浸水被害が発生するなど、気候変動の影響が甚大な自然災害として顕在化し、誰もが直面する危機となっています。
市民の皆様、企業、団体等と危機感を共有し、全市一丸となって地球温暖化対策に取り組む必要があります。
目指す姿のイメージ
相模原市の地域特性を生かし、域内はもとより域外を含めた地域循環共生圏(持続可能な社会づくりに向け、各地域間、都市と地方がそれぞれの地域の資源を生かして自立・分散型の社会を形成しつつ、特性に応じて補完し、支え合う考え方)を形成し、「地域循環共生都市さがみはら」の実現を目指します。
二酸化炭素排出量実質ゼロの実現に向けた2050年までの道筋
2050年までの道筋として、現行の市温対計画で示した2030年度における二酸化
炭素排出量の削減目標を2013年度比で26%から46%に引き上げます。
取組推進の視点
(1)森林資源など本市が有する地域特性(都市と自然のベストミックス)の活用強化
(2)SDGsの視点を踏まえた環境・社会・経済の統合的課題解決の加速化
(3)ポストコロナ時代に合わせた脱炭素型ライフスタイルへの移行
(4)次世代型太陽電池やカーボンリサイクルなど革新的な技術の活用
脱炭素社会の実現に向けた主な取組
具体的な取組を進める7つの柱(○:強化する既存の取組、●:追加する取組)
相模原市の主な率先行動
・RE100の実現(市施設における調達電力の100%再生可能エネルギー化)
・相模原市施設のZEB化、太陽光発電設備及び省エネルギー設備・機器等の導入
・ 公用車の電動化
・職員の脱炭素型スタイルへの意識改革と行動変容
「さがみはら脱炭素ロードマップ」
相模原市ホームページの情報は、こちら☟
問合せ先
相模原市 環境政策課
直通電話 042-769-8240
この記事は、令和3年8月30日相模原市発表資料『さがみはら脱炭素ロードマップ」の策定について~2050年脱炭素社会の実現に向けて~』を参照しています。
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