『セアカゴケグモ』毒グモに注意!
特定外来生物に指定されている『セアカゴケグモ』が、相模原市内で発見されました。
『セアカゴケグモ』は、攻撃性はありませんが、毒を持っています。触れるとかまれることがあるので、十分注意してください。
発見日
令和2年9月13日(日)
発見場所
相模原市中央区上溝 相模原市立上溝南中学校付近
経過等
・9月14日、市民から『セアカゴケグモ』らしきクモ発見、との連絡がありました。
・15日、発見された個体を市立博物館で確認したところ、セアカゴケグモであると判明したため、発見場所の周辺を調査し、他の個体が生息していないか確認中です。
・今後、周辺地域へのチラシの配布や、自治会を通じて、情報提供などの注意喚起を行う予定です。
セアカゴケグモ
特徴
・雌の体長は約7~10mm 雄の体長は約4~5mm
(体長とは、頭部の先から腹部の先までの長さであり、足の長さは含まない。)
・毒性が強く、有害なのは雌のみで、雄は毒が弱い。
・全体が黒色で、大きな球状の腹部の背面に赤色の縦条が、腹面に赤色の斑紋があります。
かまれてしまった場合の対応、症状
・痛み、熱感、かゆみ、赤み、リンパ節の腫れ等が生じます。
・通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠等の全身症状が数週間継続することがあります。
・『セアカゴケグモ』を見つけても、素手で捕まえたり、個体に触らないようにしてください。万一、かまれた場合は、水で洗い、患部を清潔にして直ちに医療機関にご相談ください。かんだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを同機関へ持参してください。
生態
・日当たりが良い場所や暖かい場所にある物陰や隙間に生息
・昆虫等を捕食
注意すべき場所の例
・ベンチの裏
・自動販売機の下
・ブロックやフェンスの隙間
・エアコンの室外機の下
・排水溝のふたの裏や側面
・外に置いてあるサンダルの中 等
駆除方法
家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法で駆除することができます。
毒グモです。十分注意して下さい!
問い合わせ先
相模原市 環境共生部 水みどり環境課
042-769-8242