オレンジリボン運動とは
2004年、栃木県小山市で3歳と4歳になる二人の可愛らしい兄弟が何度も何度も父親の友人から暴行を受けていました。その顔を見たコンビニの店長さんが警察に通報したのですが、いったんは保護されながら、周囲の諸機関が適切な措置を取らなかったために、9月11日ガソリンスタンドで再び暴行を受け、車の中でもさんざん暴行を受け、息も絶え絶えの状態で、橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件が起こりました。
2005年、栃木県小山市の「カンガルーOYAMA」という団体が、二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込めて、子ども虐待防止を目指してオレンジリボン運動が始まりました。
子どもが虐待を受け、近年、命を失ってしまうという事件が年間60件近く起きています。残念ながら。虐待を受け、苦しんでいる子どもたちたちがどんどん増え続けています。そして、その苦しさの余り自らの命を絶ってしまう子供もいるんです。
子どもたちの明るい未来を願って、11月の「児童虐待防止推進月間」にあわせて、様々な広報啓発活動が展開されています。
相模原での主なイベントをご紹介します。
ウェルネスさがみはらをオレンジ色にライトアップ
市電設協会との協働により、保健・医療・福祉の拠点であるウェルネスさがみはら(市総合保健医療センター 中央区富士見6-1-1)が、児童虐待防止のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされています。
期間
11月5日(火曜日)~11日(月曜日) 午後5時~午後8時
オレンジリボンとメッセージカードを配布
和泉短期大学の学生が作成したオレンジリボンに、市印刷広告協同組合から提供された「オレンジリボンをあなたの胸に」のメッセージカードを添えて、街頭啓発や各種イベントで配布されます。
参加団体
市民生委員児童委員協議会、和泉短期大学、市児童虐待・いじめ防止連絡会、市内児童福祉施設、市ホームタウンチーム等
日時、場所
(1)11月8日(金曜日)午後5時30分~午後6時30分 橋本駅周辺
(2)11月13日(水曜日)午後5時30分~午後6時30分 相模大野駅周辺
さがみはらフェスタでの子育て応援ブース
相模原市が取り組んでいる子育て支援事業や児童虐待防止事業の周知、啓発するブースがさがみはらフェスタに開設されます。
日時
11月16日(土曜日)、17日(日曜日)午前10時~午後5時
会場
相模総合補給廠一部返還地
内容
お子さんの記念手形の作成・配布、うちの子自慢ふせんアート、児童虐待防止啓発グッズの配布等
児童虐待通告(相談)窓口
児童虐待は社会全体で解決すべき問題。
皆さんの通告(相談)が、子どもを守り、子育てに悩む保護者を支援するための大きな一歩となります。
「何かおかしい、虐待かも…」と感じたら、迷わず通告(相談)しましょう。
もちろん、通告者や通告内容に関する秘密は守られます。
【午前8時30分~午後5時(土・日曜日、祝日等を除く)】
緑子育て支援センター 電話042-775-8815
中央子育て支援センター 電話042-769-9221
南子育て支援センター 電話042-701-7700
児童相談所 電話042-730-3500
【24時間通告(相談)窓口】
※年中無休
こども虐待110番 電話042-730-3511
児童相談所全国共通ダイヤル 189(いちはやく)
※年中無休
※一部のIP電話からは利用できません。
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/kosodate/gyakutai/1017912.html