地域の身近な相談相手 『民生委員・児童委員』
少子化や核家族化で、地域のつながりが薄れています。そして、高齢者や障害のある方、子育てや介護をしている方などが、周囲に相談できず孤立してしまうケースが増えています。
地域の身近な相談相手として、必要な支援を行うのが「民生委員・児童委員」です。
相模原市内では916人の民生委員・児童委員が委嘱され、それぞれの地域で活動しています。
高齢者や障害をお持ちの方への支援が必要なとき、子育てや介護での心配ごとや不安といった困ったことがあるときは、地域の民生委員・児童委員、主任児童委員にお気軽にご相談ください。お住まいの地区の民生委員・児童委員をお知りになりたいときは地域福祉課(☎042-769-9222)までお問い合わせください。
民生委員・児童委員、主任児童委員には守秘義務があり、相談した方の秘密は守られます。
活動内容
決められた地域を担当し、高齢者や障害のある方の福祉に関すること、子育てなどの不安に関する様々な相談・支援を実施
具体的な活動事例
・ひとり暮らしや寝たきりの高齢者への声かけ・安否確認などの見守り
・さまざまな福祉サービスに関する情報提供
・高齢者サロン・子育てサロンなどの地域福祉活動の支援
・福祉についてのさまざまな相談に応じ、助言
・児童の登下校時の声かけ、パトロール活動
・敬老祝金の配布や共同募金などへの協力等
民生委員の七つの働き
①地域におけるアンテナ的な役割
住民の抱えている個別的な諸問題とそのニ-ズの状況を日常的な把握に努めます。
②地域における世話役的な役割
悩みごとや心配ごとをもつ住民への個別相談にあたり、相手の立場を理解して 誠意をもって相談に応じて助言を行います。
③地域における告知板的な役割
社会福祉制度や各種サ―ビスなどの情報を機会あるごとに、住民に提供するよう努めます。
④地域におけるパイプ役的な役割
援護を必要とする人々やその家族と行政機関・社会福祉施設・各種団体との間立って、お互いに連携が図られるように努めます。
⑤地域における潤滑油的な役割
援護を必要とする方々のニ-ズに対応した福祉サ―ビスの提供について、関係機関や施設と連携・相談しながら、その調整を行います。
⑥地域における支援的な役割
低収入や障害などで通常の生活ができない方々が社会への復帰や可能な限り自力で生活できるよう援助するため、地域の関係機関や住民と連携して、要援護者を支援するさまざまな活動をとりまとめていく取り組みを行ないます。
⑦地域における代弁的な役割
地域住民の福祉に影響力が大きい問題について、民生委員協議会を通じてその内容を検討し、 具体的な資料に基づいて改善策に関する意見をまとめ、行政機関などに改善を促します。
問合せ先
お住まいの地域の民生委員・児童委員へのご相談
市地域福祉課 電話:042-769-9222
相模原市民生委員児童委員協議会へのお問い合わせ
市民生委員児童委員協議会事務局(富士見6-1-20 相模原市社会福祉協議会内)電話:042-704-6275 FAX:042-786-6182