はやぶさ2の計画
はやぶさ2は、12月6日に地球に帰還する予定で、地球のすぐそばを通過する軌道を飛行しています。
今後、再突入カプセルを地球に衝突するコースに乗せて、分離します。
はやぶさ2は、その後、再び軌道を変え、地球を通り過ぎて、新たな探査の旅へと向かう計画です。
カプセル分離に向けた運用訓練
10月22日から、一連の軌道制御が始まっています。
すでに、第1回目となる「TCM-1」2回目の「TCM-2」が実施されました。
11月25日~29日の「TCM-3」によって、いよいよ進路をオーストラリアのウーメラに向けることになるそうです。
現在の探査機の状態は正常との事、いいですね!
カプセル分離は、非常にクリティカルな運用です。地球に刻一刻と接近していて、途中でトラブルが発生しても、「後日やり直す」というわけにはいきませんね。
どんな状況になっても適切な判断を下し、慌てず対応できるようにするために、地上設備の「はやぶさ2運用シミュレータ」(HIL)でリアルタイム運用訓練を行っているそうです。
カプセル回収隊の準備状況
オーストラリアでのカプセル回収に向けて、地上側の準備も着々と進んでいます。
JAXA派遣のカプセル回収隊は、先発隊が14名、本隊が59名の計73名。
先発隊は、11月1日、本隊は11月9日に出国、アデレードでコロナ対応の2週間の隔離後、ウーメラに向かいます。
いよいよ、はやぶさ2が地球に帰還します!
楽しみですね!