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「マスクに飛沫抑える効果あり」スパコン富岳が計算!

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マスクは効果的…不織布、通り抜ける粒子少なめ

計算速度世界一を誇るスーパーコンピューター「富岳ふがく」を使って、飛沫(ひまつ)を抑えるマスクの効果、学校の教室などでの飛沫の拡散状況を予測した結果を公表されました。

不織布マスクやポリエステル製、綿製の布マスクは、いずれも効果的なことがわかりました。

調査の内容

3種類のマスクについて、せきを1回した時に飛沫をどの程度抑えるか調べました。

マスクの予測結果

・不織布マスクは他の2種類に比べてマスクを通り抜ける飛沫の粒子の数が少なく、頬や鼻の隙間から漏れる粒子が多かった。

・綿製はマスクを通り抜ける粒子の数が最も多かった。

・飛沫の体積をみると、不織布とポリエステルは8割ほど、綿でも7割ほどの飛沫がマスク内や顔に付着し、拡散を抑えられた。

換気の効果

小学生40人が入る教室で換気の効果を調査。

エアコンを動かした状態で、全ての窓を左右20センチ開け、廊下側の扉も開ければ、子どもの顔の高さ付近の空気は、100秒でほぼ入れ替わった

 

どのマスクでも飛沫の拡散を防ぐことができることは、うれしい予測結果ですね!

2学期が始まっていますが、教室では涼しくなってもエアコンと換気の併用が望ましいですね!

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