全国初試行、感染防止効果も期待
高速道路の自動料金収受システム(ETC)を使ってドライブスルーの商品代金を決済する試みが3日、相模原市中央のケンタッキーフライドチキン相模原中央店で試行運用されています。
11月20日まで試行運用し、技術面と運用面の課題を探ります。
試行運用先
ケンタッキーフライドチキン相模原中央店
(相模原市中央区中央2丁目)
方式
ドライブスルーエリアに専用のETCアンテナを設置
従業員が端末を操作して車両に挿入されたETCカードで代金を決済
利用方法
事前のモニター登録が必要。
ホームページ(https://etc-regist.meicom.jp)から登録できます。
協力ドライバー募集期間
2020年11月13日まで協力ドライバーを募集中。
既に、募集は終了しています。
狙い(効果)
①接客の効率化
注文が口頭で済み、アプリの立ち上げなど携帯電話の操作が不要なため接客が効率化できる。
②新型コロナウイルス感染症対策
顧客との接触機会が減ることで、新型コロナウイルス感染症の対策への効果が期待できる。
試行までの経緯
中日本高速道路は、2013年6月に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」に基づき、高速道路や駐車場以外でのETCの活用を目指して環境整備を進めてきた。
日本ケンタッキー・フライド・チキン、沖電気工業、ソニーペイメントサ-ビス、メイテツコムの4社と連携して専用の機器やシステムを開発した。カ-ド情報漏えいなどのセキュリティー対策に万全を期し、今回の試行をスタートさせた。