12月6日に地球に帰還
小惑星「リュウグウ」への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」は、表面の砂や岩石の破片を採取して、去年11月に「リュウグウ」を出発しました。
そして、小惑星の砂などが入ったとみられるカプセルを、12月6日に地球に帰還させることが発表されました。
今後の予定
オーストラリア政府とは、12月6日の期間で調整済みで、JAXAは、カプセルを回収するための準備を進めるということです。
さらに、JAXAは、既に、国内の研究者を中心に岩石の破片などを分析するチームの編成済で、カプセルが地球に戻れば、生命に関係する有機物が存在するかなどの解析を行うことになっています。
「はやぶさ2」の今後
「はやぶさ2」はカプセルを地球に落下させた後、さらに別の小惑星に向かって探査を続けることになっています。現在、JAXAは次の目標となる小惑星の選定を進めています。
行き先は、どこでしょうね！
JAXAと豪州宇宙庁（ASA）との共同声明
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）の山川宏理事長と豪州宇宙庁（Australian Space Agency、以下｢ASA｣）のメーガン・クラーク長官は、2020年7月14日付で共同声明を発表しました。この中で、小惑星リュウグウのサンプルを搭載した「はやぶさ２」のカプセルが2020年12月6日（日本・豪州時間）に南豪州に帰還予定であることを公表しました。
「はやぶさ２」サンプルリターンミッションにおける豪州宇宙庁と宇宙航空研究開発機構の協力に関する共同声明
引用元：https://www.jaxa.jp/press/2020/07/20200714-1_j.html
みんなで、カプセルが無事に地球に回収されることを願いましょう！
がんばれ「はやぶさ2」‼
